フリーランスになった理由

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フリーランスになった理由。会社員を辞めてフリーランスになったきっかけの話

こんにちは、榎本まどか(@madoka_enomoto26)です。

私がなぜ「好きを仕事にしよう」と思ったのか、なぜなぜ会社員を辞めてフリーランスになったのか、改めて書いてみようと思います。

「いつか・・・私も自由に働きたい」そう思っていてもなかなか動き出せないのが大人ですよね。私はモヤモヤして動きさせないタイプでした。

フリーランスになる事だけが「=好きを仕事にする働き方」というわけではありませんが、この働き方で今は自分の人生を作っている感覚があります。「好きを仕事にしたい」けれど「今の仕事に忙殺される毎日」でモヤモヤして一歩が踏み出せない方がいれば、参考になればと思いますんでぜひ読んでみてください。

会社員を辞めた理由

もともと私はファッションが好きで、洋服に囲まれた業界で働きたいと、アパレル販売員、事務など「好きな業界」で働いていました。お客様や同僚とコミュニケーションをとることが楽しくて、「素敵なコーディネートをありがとう」「役に立ったよ」と言われることに仕事のやりがいを感じていました。

が、ある時から私は誰のために働いているのか分からなくなりました。

誰のために働いているのか分からなくなった

販売員から、事務の部署に変わってから…いつからか「上司に認められたい=お給料を上げたい」という目先の評価にこだわるようになり、認められるには「全てをうまくやりこなさないと」と思うようになり、毎日残業をするようになっていました。(常に人より少なく変わらないお給料に焦っていました)

家に帰ると夜の11時、一人でご飯を食べぼーっとする…、週末は疲れのせいで引きこもり…ストレスのせいで肌はボロボロ声が出なくなることもありました。

「残業までして頑張っているのに」上司には正当な評価をしてもらえない、業務内容上、責められることも多く私は誰かの役に立てているのか、誰のために働いているのか分からなくなりました。

退職後、当時の部長から「あの時死にそうになってて心配していた」と言われました。

キッカケは「痛みのワーク」で恐ろしさを体感

いよいよこのままだと身体にも心にも悪いと思い転職を考え、キャリアアップのための「コーチング」を受けることにしました。

キャリアアップコーチングの中の「痛みのワーク」の質問を受けた時、私はゾッとしてしまい泣いていました。

50歳、60歳を迎えた時どんな私でいたいのか想像した時、このままではいけないし、転職しただけ(会社を変えただけ)では現実は変わらないかもしれない。と考え、せっかくなら

「好きなこと」で人の役に立てていると自分で実感できてお給料にもつながり、自分に自信を持てて輝けることを仕事にしようと思い立ちました。

痛みのワークの質問

  • もしこのまま「毎日残業、身体を壊し、引きこもり、人にも合わず過ごしたら…30歳、40歳、50歳、60歳どんな自分になっていると思いますか?
  • お給料は?貯金は?
  • 健康状態は?
  • その時どんな感情を持っていると思いますか?
  • その時家族は?友人は?部下からはどんな風に思われてる?

フリーランスになって分かったメリット・デメリット

痛みのワークを経て私は、「好きなことを仕事」にする上で、フリーランスを目標にして副業からスタートさせました。何を仕事にしようかゼロからのスタートで、準備1年+副業活動2年の計3年を経てフリーランスになりました。

実際にフリーランスになって分かったことをご紹介します。

メリット

  • 時間を自由に使えるので感覚的に1日の時間が長くなった(何かに追われている感覚が無くなった)
  • 積極的に行動ができるようになった
  • 楽しいことを企画したり、考えたりする時間が作れるようになった
  • 自分に自信を持てるようになった
  • 自分のペースを理解できて、自分に優しくなれた
  • 人に頼れるようになった

「自分の人生は自分で作れる」という意識が生まれ、自由にアレコレ考え、実現させる楽しさを味わえます。

副業だと時間に制限があった分、いつも「ここまでしか出来なかった」という悔しさをフリーランスでは思う存分時間を自由に使えるので、自分でスケジュール管理をしてToDoリスト通りにこなせるととても充実した1日を送れるようになりました。

デメリット

  • 生活の責任を全て自分で追わないといけない
  • すぐに安定して稼げるわけではない。収入に波があり不安定
  • 全てが「好きなこと」だけの仕事ではなく、面倒なことも多くある
  • 結構地味な仕事が多く、毎日何かしら仕事をすることも多い
  • 自分で行動を起こさないと何にもならない、モチベーション作りが必要
  • 先のことを考えすぎで胃が眠れないこともある
  • お金を生み出すにはそれなりに準備や計画に時間が必要であり「継続」が必須

「自分で何でもやらないといけない」と実感するのが、お金の計算や税金などの提出書類を作成する時です。会社員なら人事部や労務担当がやりますが、それを自分で管理するのは大変なこともあります。(ただ、お金を払ってプロにお願いする手もあります)

また、会社員なら毎月安定してお給料が貰えますが、フリーランスだと自分の活動量に関係なく収入が少ない(ゼロのことも)月があり、非常に不安定です。どうやってモチベーションを維持して、前を向いて行動を続けられるか、思考錯誤できるかメンタルが結構大事なことを知りました。

フリーランスとして理想の働き方が実現できない時の対処法の詳しくは「社員に戻るべき⁈収入が不安定だからこそ取り入れたいフリーランスのフリーな働き方」こちらを読んでみてください。

最後に

「好きなことを仕事にしよう」「フリーランスで自由に仕事にしよう」と考えた時、多くの方は「まずは資格を取ろう」と考えると思います。ですが実際に好きなこと、得意なことを仕事にしてみて、資格や商品など「サービス」で売れる・売れないが決まるわけではないことが分かりました。

「講師の資格を取らないと仕事にできない」と資格を取ったのに、お客様が来ない、売上が作れないから「自分には向いていない」と諦める方も多いですが、サービスや方法は1つではありません。

実際は、どんな商品・サービスも流動的で、その時のお客様の求めていいるモノコトや、自分がやりたいことも変わっていきます。今の自分だったら何をサービスとして目の前の人の役に立てるのかをまずは無料でも、周りの友人にでも、行動に起こして「試してみる」ことが大切です。

そして何よりも、自分がやりたいこと、どんな人生を過ごしたいのかを先延ばしにせずに痛みのワークなどで未来をスケジューリングしてみることをお勧めします。

-Fin-

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